今回は会員さんを取りまとめるリーダー兼相談役でもある、横浜方面の認定講師:醍醐美樹さんのコラムです。

彼女は、音楽大学を卒業され、普段はボイストレーナーとしても大活躍をされています。

そんな彼女ならではの【オキシトシンと音楽の関係性】についてです。

皆さんは、好きな音楽や自然の風の音、海の波の音や鳥の鳴き声など「音楽」や「音」で癒された、元気になったという経験はありませんか?

人の脳は心地良いと感じたときα波(アルファ派)が分泌され、心身がリラックスしセロトニンという物質の分泌が促進されます。

このセロトニンには心のバランスを整える作用があり、人間の食欲や睡眠に大きな影響与え、ストレスによるイライラを抑えて心身の安定や心の安らぎなどにも関係することから、オキシトシンとともに『幸せホルモン』とも呼ばれています。

 

『幸せホルモン』のオキシトシン・セロトニンは、いずれも不安や緊張などのストレスに対する、強い抗ストレス作用を持つ物質であり、また脳内のセロトニン神経の一部に、オキシトシンの受容体があることなどから、二つの物質は相互に作用しています。

 

したがって、オキシトシン・セロトニンは一方が増えればもう一方も増えて、一方が減れば他方も減るという相互関係にあるといえるのです。

 

では「音楽で」オキシトシンとセロトニンを増やすにはどうすれば良いのでしょうか?

◆音楽を聴く

・特にクラシック音楽は幸せホルモンのオキシトシンやセロトニンの分泌が促進されるといわれているのでオススメです。

モーツァルトやバッハの音楽は胎教に良いと言われていますよね。,

・自分が好きなアーティストやジャンル、心地良いと感じる音楽を聴く

◆楽器を演奏する

一定のリズムを刻むことで脳のセロトニン神経は活性化されセロトニンを増やしやすくなるといわれていることから楽器演奏は有効です。少しゆったりめのテンポのリズムの曲の演奏がいいですね。

◆声を出して歌う

・一番オススメです。腹式呼吸で内臓を刺激し、リズムに乗りながらの全身運動、さらに五感を刺激しますのでストレス発散にもなり、セロトニン神経を活性化します。

 

私はfeelcareセラピストとしてお仕事もさせて頂いていますが、実はボイストレーナとしてのお仕事もしています。

 

普段は胸式呼吸なので呼吸が浅く、日々色々なストレスを抱えてガッチガチな状態でレッスンに来られる方が多いのですが、レッスンで腹式呼吸を意識し、五感を刺激しながらリズムに乗り歌う。これだけで皆さま、笑顔になりスッキリした晴々した状態に変身されるのです。

 

私はこの状態を見る度に「歌は本当に素晴らしい。オキシトシンリッチになれる素敵な方法だな」といつも思うのです。

 

そして幼少期より五感を刺激して音楽をたくさん聴かせる、感じることによりオキシトシンが分泌され精神の安定したコミュニケーションン能力の優れたお子様になると言われています。

音楽とは本当に偉大であり、そしてみんなに平等なのだなと思います。

今日からリビングに心地の良い音楽をまるでカフェの様に流して、子どもも大人もオキシトシンリッチになってみませんか?

執筆:会員リーダー兼 認定講師:醍醐美樹

醍醐美樹さんは横浜方面を中心に認定講師を務めていただいております。

醍醐さんが担当するファミリーセラピストセミナー💛は随時2名様から出張させていただきます。戸塚のサロンでも受講可能になります。

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次回のfeel careセラピスト2級講座は2018年10月11・12日に開催いたします。お申し込みはこちら💛

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