今回は協会の技術認定講師の廣山 久美子さんに普段の生活の中で、お子様とのふれ合いを通じて感じたこと、意識して行うようにして変化してきた事について、コラムにまとえてもらいました。
久美子さんは協会のfeel careセラピスト2級講座のハンドトリートメントの担当をしています。
ほっこり会でもハンドトリートメントを施しています。
次回の「ほっこり会」は8月6日(月)10時~12時に東松山市ソラーナにて開催致します。
皆さんは、オキシトシンが育児においてどういった効果をもたらすのかご存知でしょうか。
私は、feel careセラピスト2級養成講座を受講し、この育児におけるオキシトシンの効果の素晴らしさ知りました。
オキシトシンを分泌させる方法の一つでもある
《スキンシップ、体に触れるトリートメント》
を子供にしてあげることによって
★ストレスに強くなる
★心が安定する
★記憶力、学習力が上がる
★体の成長を促す など
子供にそうあってほしい事が効果として現れてくるのです。
トップアスリートの方が子供の頃、毎日親に足をマッサージしてもらっていたというのも有名な話です。
また実際にスキンシップで園児の問題行為が改善されたという実験結果も出ています。
このようにスキンシップやトリートメントには驚くべき効果が得られるのです。
私は講座を受講してから寝る前に子供の背中を優しくなでたり足をトリートメントしてあげるようにしています。
子供にとっても心地の良い時間のようで毎晩『やって』とお願いされます。
学校まで片道40分以上かけて歩くので足の疲れもだいぶあるようで、気持ちがいいようです。
またトリートメントをしていると学校であった出来事や習い事での事を、色々と話してくれるので親子のコミュニケーションの場にもなっています。
子供は色々話しながらそのまま寝てしまうことも…
また私の疲れた様子に気づくと子供がトリートメントをしてくれます。
ありがとうと伝えると、いつもママがトリートメントしてくれてくれるからと言ってくれるのです。心が温かくなりますね。
うちでは以前このようなことがありました。
上の子が小学校に入学し少し経った頃、登校するのを嫌がりママと離れたくないといった時期がしばらくありました。
学校では元気に過ごし、帰ってくると元気なのですが朝になるとママと離れたくないと大泣きでした。
やはり環境の変化が一番の原因だったようですが、その時子供の話を聞いてあげると登校前と帰宅後にギュッとして!とハグをして欲しい事を私に言ったのです。
新生活が始まり、長い道のりの登下校、新しいお友達や先生、勉強、色々な不安やストレス…子供なりに色々頑張っているのだなと改めて感じました。
自分自身が小学生の頃は当たり前のように登下校していて周りも多くの子はそうであったけれど、みんながみんなそうではないのだと気付かされた出来事でした。
成長とともに親子のふれあう時間は減ってきます。
子供は生まれてから抱っこで肌がふれあい、親がそばにいて安心して過ごしていた生活から、親と離れ幼稚園、学校、習い事、友達関係など外との繋がりも増えるので、その分大人が思っている以上にストレスを感じているのだそう。
だからこそ私はこの時間はとても大切にしたい時間であり、これからも出来る限り続けていきたいと思っています。
子供にとって親が安心できる存在であり、困った事があったら相談できる相手であることはこれから成長していく中でとても大切であると思っています。
子供は家庭が安全で安心できる場所、親、家族が安心できる相手であれば、行ってきますと元気に出かけ、ただいまと笑顔で帰ってくるのです。
子供にとって『安心できる、自分らしくいられる場所』が自分のおうち、家族であってほしいと思います。
今忙しくなかなかそういった時間をつくるのが難しい家庭も多いかと思いますが、今しかない大切な時間の中に、子供とのスキンシップの時間をぜひ作ってそしてこの効果を育児に関わる多くの方々に伝えられたらと思っています。
執筆:技術認定講師:廣山 久美子
廣山講師が担当するファミリーセラピストセミナーは、随時出張受け付けいたしております。
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次回のfeelcareセラピスト2級講座は2018年10月11日12日開催です。
8月25日(土)10時~12時
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